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トラム体験乗車セミナー
2002・9 (Kalrsruhe)
10月初め、第2回 トラム体験乗車セミナーを開催しました。参加したのは札幌にある立命館慶祥高等学のドイツ研修グループの皆さん。高校では毎年秋にドイツを訪れ、1週間ほどの日程で主に環境をテーマに研修を行っています。乗車券の買い方や乗車方法などを簡単に説明してから、グループごとに乗車してもらいました。乗車券自動販売機や車内表示など、英語の表示が少ないこともあって初めての利用者には分かりづらいようでした。先進的なシステムを持つカールスルーエの地方交通ですが、まだまだ改善の余地がありそうです。

 

リンゴの集荷
2002・9 (Unteroewisheim)
写真は、果樹の保護団体が主催するリンゴジュース作りの活動の様子です。果樹のある草原は、ドイツ南西地方の伝統的な田園風景。自然保護区とは違い、人が手を加え、経済活動を行いながら管理している自然ですが、小鳥・昆虫・小動物が非常に豊富です。こういった田園が失われるのを防ぐため、この団体は農家から市場価格より高い値段でリンゴを買い取り、Bio(ビオ)リンゴジュースにして一般価格より高い値段で販売しています。一方、契約農家は「農薬を使わない」、「適切な草原・果樹の管理をする」などの義務を負います。生まれて初めてリンゴの集荷を手伝いましたが、リンゴをスコップで扱ったり、足で掻き分けてゴミを取ったり、ちょっとびっくりの体験でした。

 

エコロジー住宅地にて
2002・7(Karlsruhe)
カールスルーエ市のエコロジー住宅地で撮りました。(詳しくは発表した記事をご覧ください)
集合住宅の外廊下はベランダとして利用されたり、ブランコをかけて子供の遊び場になっています。
住宅地全体がエコロジカルな視点で造られているのはもちろんですが、子供を安心して育てられるのもこのエコロジー住宅地の特徴です。

 

歩行者天国とトラム
2002・1(Karlsruhe)
この区域は歩行者天国です(青と白の標識)。
車は通れないのですがトラムは通っていますから、正確には歩行者天国ではない!?
歩行者とトラムが共存しているというのが面白いところです。

 

ビオトープの公園
2002・4(Karlsruhe)
この写真はアオトバーン上のビオトープの公園で撮りました。
(詳しくはビオトープをご覧ください)
この部分は人工的な湿地帯にしてあり、水辺の植物が生えています。
これらは人が種を撒いたり苗木を植えたものではなく、鳥や風で運ばれた種から育ったものです。
この公園は特別大きいものではありませんが、こうして子供たちが遊ぶ様子を見ると、街の中にあるビオトープの価値の大きさを感じます。

 

屋上緑地
2002・5(Durlach)
Durlachという古い町の丘にあるロープウェイ屋舎の屋根です。
セダムに混じって、きれいな花が咲いていました。
市街地と違い周囲にはたくさんの緑があるので、屋上緑化の必要性が特別高いわけではありません。
それでも屋上緑地を作ろうと考える感覚が嬉しいです。
とにかく、こういう屋上緑地を目にすると理屈抜きで気持ちがいいもの。

 

黒い森のサイクリング
2002・4(Badherrenalb)
黒い森(Schwarzwald)の北の端にある、アルプ渓谷(Albtal)。
4月は日によって寒暖の差が激しく、天気の変わりやすいのが特徴。
この日は残念ながら肌寒くて小雨がパラつきましたが、これからいよいよ本格的なサイクリング、ワンデリングシーズンの始まりです。

 

森を埋め尽くす“風のバラ”
2002・3(カールスルーエ市郊外)
郊外の森が“森のバラ(Windrose)”の白い花で埋めつくされると、いよいよ本格的な春の到来。
この森は水源保護林になっていますが、遊歩道が整備されているので休日にはたくさんの市民が散歩やサイクリングに訪れます。
 ◆ 花の名前(ドイツ名):Busch-Windroeschen
 ◆ 学名:Anemone nemorosa
 ◆ 開花時期:3月から5月
 ◆ 草丈:5〜25cm

 

カールスルーエ市のトラム(路面電車)
2002・2(カールスルーエ市)
95年から導入が始まった新型の低床車両で、全長約40mです。
旧モデルの入り口は狭くて4段ほどのステップがありましたが、このタイプからは乗降がとても楽になりました。
座席の座り心地も良く、ベビーカー・車椅子用のスペースも大きくとられています。
新型のトラムと古い街並み。
奇妙な取り合わせですが、不思議と調和しています。

 

ストラスブール(フランス)のトラム(路面電車)
2001(ストラスブール市)
ストラスブールの路面電車網(4路線)は1994年に新しく完成したもので、それまで街に路面電車は走っていませんでした。
車道を狭く(あるいは無くして)路面電車を走らせることは、車を利用する人の反対もありますので多くの困難を伴います。
街全体の将来を考えて造られたわけですが、今のところ市民からも非常に高い評価を得ています。

 

ゴミ持ち込みセンターの古タイヤ回収ボックス
2001(カールスルーエ市)
古タイヤは引き取ってくれる業者かこのセンターに持って行って処分します。センターへの持込は有料。

このセンターでは他にガラス、木材、家電製品、金属、危険物など、ほとんどすべての種類のゴミを受け入れています。


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