ゴミ、エネルギー、その他

1. エネルギーサービスセンター
カールスルーエでは"STADTWERK(シュタットベルク)"という市の公社が電力供給、ガス供給、地域暖房、水道水の供給を担当しています。サービスセンターはシュタットベルクの一部門で電力・ガス・エネルギー・水道水についての市民への窓口といえます。センター内のモデルルームには太陽電池、省エネ型ボイラー、キッチンなどが並び、省エネについて市民への啓蒙活動もしています。
サービスセンター
1、2時間
見学は自由ですが、詳しく話しを聞きたい場合は予約が必要
詳しくは“エネルギー > 高校の環境研修”を見てください。
 
2. ゴミの山に立てられた風力発電用の風車
カールスルーエ市のゴミ埋め立て地には巨大な発電用の風車が2基立っています。この風車、市が建てたものではなく、個人が会社を作り市から土地を借りて建てたものです。電力は市が一定の価格で購入する決まりになっていますが、経済的に大きな儲けが期待できるわけではありません。会社の代表ミュラショーンさんが言っていた『これも趣味の一つ』という言葉が印象的でした。
風力発電有限会社
1時間
見学には許可が必要
詳しくは“エネルギー > 風力発電”を見てください。
 
3. 生ゴミの発酵処理場
市の郊外にある生ゴミの発酵処理場では毎日約35トンの生ゴミが処理されます。発酵処理する過程で発生するメタンガスは貯蔵されて発電に使われます。年間に8000トンの生ゴミが運び込まれ、最終的には2200トンのコンポストになります。
市清掃局
半日
見学には予約が必要
詳しくは“Bioabfall-Vergaerungsanlage in Karlsruhe(生ゴミの発酵処理場)”を見てください。
 
4. ドゥーラッハの見晴台 "Durlacher Turm"
ここからはカールスルーエ市だけでなく、天気が良ければライン川の反対岸に連なるファルツの山々を見渡すこともできます。見晴台には元々ローマ時代に建てられた見張り塔も立っています。
カールスルーエ市
30分
見学は自由
 
5. カールスルーエ城
カールスルーエ市はカール・ウィルヘルム公爵が1715年につくった新しい街です。街のシンボル・カールスルーエ城は第二次世界大戦で焼けてしまいましたが、戦後再建されて今は博物館として使われています。城の横には植物園、後ろには巨大な公園と森林が広がっています。
カールスルーエ市
1時間〜半日
見学は自由
 
6. 郊外型巨大ホームセンター
売場面積は16000u。置いてある製品も店の造りも
『いらないものは削り、必要なものをシンプルに! そして安く!』。
日本のホームセンターも、近い将来こういう形になるのか?!
ドイツの住宅・建築・園芸に興味のある方にとってはとても面白いところ。
ホームセンターの店内を一巡すると、ドイツの日曜大工と園芸の盛んさがよくわかります。
カールスルーエ市
1時間
見学は自由
詳しくは“環境のはなし > 巨大ホームセンター”を見てください。
 
 

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